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お知らせ

お問い合わせのあったドラマCD原作シナリオについて。

とらのあなさんHPでの告知で、ドラマCDお買い上げの方からアンケートにお答え頂いた人【若干名】に原作シナリオが当たると書いてあったのですが。
アンケートにお答え頂いた方【全員】に送るというのが正しいそうです。
とらのあなさんのHPとかも修正されるそうな。
コメント欄にて、その辺の間違いをお知らせ頂きありがとうございました。


せっかくミスを教えて頂いたのにこれで終わってしまうのもなんなので、おまけとして配布予定のシナリオのサンプルを途中抜粋。
ドラマCDをご購入頂いた方は、アンケートを出すかどうかの参考にでもしてください。







――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 俺達がコボルトを華麗に退治した翌日の事。
 冒険者ギルドの掲示板に、おかしな物が貼られていた。

「……招集状?」

 俺達は、良い仕事はないかと冒険者ギルドにやって来たのだが……。
「なにかしらこれ。カズマさんの名前が載ってるんですけど。今度は一体何をやらかしたの? 一緒に謝ってあげるから、何をしたのか白状なさいな」
 同じく、俺の隣で仕事を探していたアクアもそれに気づいた様だ。
「ていうか、アクアさんの名前も載ってるんですけど。お前鶏か何かなのか? 昨日やらかしたばかりだってのに、もう忘れやがったのか。ていうかあれだ、こないだ黒毛羊の毛を刈ってくれってクエスト請けたじゃん。で、お前、嬉々として羊をシマウマにしてたじゃん。きっとあの件で怒られるんじゃないのか? どう考えても、それ以外で俺達が呼び出される理由なんて思い浮かばないぞ」
 昨日俺達が破壊した畑の件は話がついたはず。
 というかその貼り紙には、俺やアクアの名前だけでなく。
「すいません、なぜか私の名前まで載ってるのですが。こないだの花火大会で、打ち上げ花火に対抗して夜空に爆裂魔法を放った事くらいしか呼び出される覚えがありませんよ? あの時だって、ほんのちょっぴり周囲のガラスが割れた程度ですし。この街の人ならこのぐらいの事は、もう慣れっこだと思うのですが」
「わ、私の名前まで載っている!? なぜだ、このパーティーの中では一番品行方正な自信があるのだが! ウェイトレスの尻を触って迷惑をかけていた不埒者を、思い切りぶん殴って泣かせた件か? あれは、まさかあの男がウェイトレスの彼氏だったとは思わず……!」

 呼び出される理由はたくさんあった様だ。

 俺達はギルドの隅で円陣を組み、コソコソと相談を始める。
「昨日の今日だ。とりあえず、全員で受付のお姉さんに謝るぞ。アクア、お前は泣き落としでいけ。めぐみんは逆ギレだ。ダクネスは、『ダスティネス家の令嬢を招集するだなんて、一体何様のつもりだ?』と、上から目線で威圧しろ。そこを俺が仲裁する形で落としどころを探る。これでいいか?」

「ちっともよくありませんよ。サトウカズマさんのパーティーの方々ですね?」

 背後から突然声を掛けられ、恐る恐る振り向くと……。
「ねえ、違うの聞いて! 私が黒毛羊をシマウマ模様にしたのはね、あの子達の心の声が聞こえたの! 俺達にだってオシャレする事への関心がある、いつもいつも全身の毛を丸刈りされるんじゃやってられない、って!」
「わ、私の爆裂魔法の方が、花火よりも綺麗だったって多くの人が言ってましたよ! 皆喜んでくれたのですから、文句を言われる覚えはありませんね! 窓の弁償ですか!? ええ、払いますよ、払えばいいのでしょう!」
「ダスティネス家の令嬢を招集するだなんて、一体……や、やっぱり、こんな事で当家の権力を使う訳には……うう……」
 そこに立っていたギルド職員のお姉さんに、皆が言い募る中。
「いえ落ち着いてください。その件につきましてはまた後日、ちゃんと呼び出しがあると思いますので。掲示板の招集状については、これからご説明致します」
 お姉さんは、そう言って何かの紙束を手渡してきた。
「冒険者養成学校設立のお知らせ……? ……俺達は既に冒険者なんだし、今更こんな紙もらっても困るんだけど」
 俺の言葉を受けたお姉さんが。
「その学校では、実力不足の冒険者を鍛え直す事が目的に含まれてまして……」
「待てやこらあああああ! 俺達は魔王の幹部も撃退したパーティーだぞ!? それが実力不足だって? おい、バカにしてんのか!」
 お姉さんに食ってかかると、俺に続いて三人も。
「言ってやって言ってやって! カズマさん、もっと言ってやって!」
「そうですとも! この私達が実力不足だと言うのなら、私以上の魔法が使える冒険者を連れてきてもらいましょうか!」
「うむ、我々はカズマ以外は上級職で固められているパーティーであり、しかも、それなりの戦果だってあげているのだ。それが実力不足だと言われては黙っておれんな!」
 お姉さんは、口々に喚く俺達に、怯んだ様子も見せずに言い放った。

「この学校では、問題を起こす冒険者の再教育も含まれております」

 お姉さんのその言葉を受け、俺達は途端に押し黙る。
「問題ばかり起こす冒険者の、再教育です。大事な事なのでもう一度言いましょうか。『問題ばかり起こす冒険者の再教育』です」
 俺達は、真っ直ぐにこちらを見つめるお姉さんを、直視する事もできずに目を逸らす。
 そんな俺達に、お姉さんはなおも続ける。
「まず、ここ最近の、皆様のクエスト失敗率を申し上げましょうか。サトウカズマさん、あなた方のパーティーがぶっちぎりで一位です」
「…………ほ、ほら、機動要塞デストロイヤー退治の報酬で、冒険者達の懐が温かくなったじゃないか? それで、あまり働く必要もないって事で、クエスト自体をあまり請けないから失敗しないって可能性も、なきにしもあらずみたいな……」
「この街において、一番働いていないのがこのパーティーなのですが」
 ぐうの音もでない。
「と、いうわけで。皆様には明日から、特別講師陣の方々から三日間の研修を受けて頂きます。皆様の成長度合いを見てから、冒険者学校の有用性を判断されるとの事。つまり、あなた方が不甲斐ない姿を見せると、冒険者ギルドとしても、街からの予算が下りずに困るんです。お願いしますよ? 立派な一人前の冒険者になってくださいとまでは言いませんから、せめてポカをやらかさないように……」
 また随分な言い草だ。
「ねえちょっと待ってよ、この暑いのに研修なんて受けたくないわ! 来年にしましょう? 来年、もっと涼しくなった頃なら頑張れるから! 明日は街の近くの湖の底で、昼寝しようと思って色々買ったの! 寝てる間に体が浮かないように、重りとか、濡れても平気な枕だとか!」
 アクアの抗議にお姉さんが。

「研修先は海です。研修が終わりましたらそのまま遊んで頂いて結構ですから。なので、どうか……。……?」

 その言葉を聞いて静まり返った俺達に、お姉さんが不思議そうな顔をする。
「海……、海か。海かあ……! そうか、砂浜で特訓とかよくある事だしな。まあ、俺達もまだまだだからな、研修くらいは仕方ないか」
 そう、夏と言えば海である。
 では海と言えば?

 ――そう、水着である。

「海ですか。海は強いモンスターが多数生息すると聞きます。私のレベルアップの糧にするには丁度良いかもしれませんね……」
 めぐみんが、そう言って不敵な笑みを浮かべる中。
「う、海……。海には、クラーケンだのジャイアント・スクィッドだのといった、触手モンスターが現れると聞く。そんなところで水着姿で特訓するのか? ……するのか……。捕まったなら、さぞや大変な目に遭わされてしまうのだろうなあ……」
 ダクネスがそんな事をブツブツ言いながら、頬を赤くしてモジモジしだした。
「ねえカズマ、ビーチボールって作れない? 他に用意する物って何が要るかしらね。お弁当に日傘でしょ? あとはレジャーシート代わりの大きい布と……」
 遊びに行く気満々のアクアが、自分の顎に指を当てて思案している。
「……ええと。では、明日の研修を受ける、という事でよろしいですか?」

「「「「受けます」」」」
 
 俺達は綺麗にハモった。



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こんな感じで、ドラマCDに収録されていない部分なども有りますので、もしよろしければご応募くださいませ。
ご指摘ありがとうございました!
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とりあえず

この素晴らしい世界に祝福を!6巻が発売致しました。

既にちょこちょことお買い上げ頂いた旨のコメントを見掛けましたが、本当にありがとうございます。
今巻のキャラ達は、また出るかもしれません。
主人公が王都で名をはせ恐れられる様になるのは、今巻のキャラ達が再登場した時になるかと思います。
先の事はどうなるかはまだ分かりませんが。。。
そして今巻、主人公がちょっとモテだした様な感じですが錯覚です。
こんなおめでたい感じのタイトルなクセに、登場キャラ達がそう簡単に幸せにはなれないのが当作品なので、主人公のハーレム化はあまり期待しない方が良いかもです。
もっともっと読者様に楽しんで頂ける様勉強し、文章力なども含めよりよい作品作りを頑張っていきますので、今後とも楽しんで頂ければ幸いです。


そういえば、とらのあなさんのドラマCDに付いてるアンケート用紙を返信頂いた方に、書き下ろしたシナリオが送られるとかなんとか。
自分が書いたシナリオの方は、脚本という形ではなく、普通の小説となっております。
文量は大体110ページくらい、大体ライトノベルの半分程度です。
CDでは扱っていない場面などもありますので、ドラマCDを聞きながら、その辺も楽しんで頂けたら幸いです。




そして……




新たにファンレターを頂きました!

作家という、文字を書く職業のくせに悪筆なのが恥ずかしく、ちょっと返事は送れそうにはありませんが……。
代わりにこの場で、感謝とお礼を!
ありがとうございます、凄く励みになります。
手作りの付箋とかまで頂いてしまいましたが、もったいなくてとても使えません、宝物として大切に保管させて頂きます。


では、ネトゲ楽しいとかドラクエヒーローズ買ったからしばらく仕事が手につかないとか、そういった大事なお知らせか何かがありましたら、またこちらでご報告させて頂きます。
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プロフィール

暁(あかつき)なつめ

Author:暁(あかつき)なつめ
小説家になろうでのユーザーネームは自宅警備兵。
現在、作家の端くれとして執筆中。

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